→NOT ODAYAKA!

おだやかじゃなかった備忘録

星咲花那バースデーライブ&1stシングルリリース記念 ~あの日みた夢のはじまり~(ゲスト:松岡ななせ) に行ってきました。

このライブの題名が「あの日みた夢のはじまり」であり会場が科学技術館サイエンスホールだったのは、星咲花那(と松岡ななせ)がAIKATSU☆STARS! のメンバーとして、2015.4.29(水・祝)『アイカツ!』3rdシーズン新OP EDシングル発売記念イベント「STAR LIGHT PARTY!!」《ホール☆スタージ》にてはじめて客前に立った思い出のステージだからだ。

その約一年後の2016.7.23にもAIKATSU☆STARS!ハルナツ感謝祭というミニライブを行なっていて、尚更思い入れの強いステージでの凱旋ライブだといえる。

 

両名は2019.3.22中野サンプラザホールにて開催されたクラシカロイド音楽祭第2回でステージに立ったけど、それも2015.11.21開催のAIKATSU☆STARS! 初ワンマンライブ「アイカツ!スペシャルLIVE 2015 Lovely Party!!」と同じ会場での凱旋ライブだったといえるし、余談だが2019.3.21に同じく元AIKATSU☆STARS! のメンバーである未来みきによるイベント「あにてれpresents 未来みきBirthday Party ~未来へシュバっ★とサイエンス!~」も科学館サイエンスホールで開催された(ちなみにゲストの1人が同じくAIKATSU☆STARS! 元メンバーの遠藤瑠香)。

こういうイベントが増えると古参は軽率にエモくなってしまうので、これからも軽率にやってほしい。

(サヨナラはいらない ずっとずっと…アイカツ!)

 

 

星咲花那バースデーライブ&1st シングルリリース記念〜あの日みた夢のはじまり〜セットリスト

1.Trip Trip Trip

2.トライアングラー

MC

3.リンゴの輪舞曲(劇団DS公演「四月の霊」OP曲)

4.ヒカリのメヌエット(同上挿入歌)

(ゲストの松岡ななせ登場)

5.フレンド~凛 & まどか Ver.~( ななせ・かな from AIKATSU☆STARS! )

トークコーナー(星咲・松岡)

↓ここから2曲松岡ななせ

6.Q&A リサイタル!

7.アンノンフィリング(オリ曲)

 

8.アイネクライネ 夜のムジー

相談コーナー(Twitter企画)

(おかなband登場 Gt.Ba.Dr.の構成)

9.世界にたった一人しかいない君に(オリ曲)

10.惑星ダンス(オリ曲)

(特別ゲスト野崎心平氏がGt.に加わる)

11.Song Flower(オリ曲)

encore

12.Summer Tears Diary(かな from AIKATSU ☆STARS!)

13.君がいるから(オリ曲 作詞作曲:星咲花那)

 

ORESAMA「TripTripTrip」、坂本真綾トライアングラーという星咲花那が好きなアーティストの楽曲からはじまった安心のライブスタート。ほかにもSHISHAMOマクロスFあいみょん等は頻出するので彼女のファンは覚えておいて損はない。

衣装はMIYANISHIYAMA氏製作でイメージカラーである緑系の爽やかなかつ可憐な衣装。アイドルグループにいた彼女も今後はカテゴリ的にシンガーソングライターになっていくんだろうけど、このような衣装は分かり手だし彼女持つアイドル性も勿論魅力のひとつなのでありがたい。

MCにて次の二曲「リンゴの輪舞曲」「ヒカリのメヌエット」は劇団ディアステージの公演「四月の霊」のOPと挿入歌とのこと。星咲花那は劇団ディアステージの旗揚げ公演に女優として出演しその後は舞台には出ていないが、こうやって歌で再び関わるというのが心強い。しっとりした曲なのでよかったら座ってと着座。舞台は行ってないが先々週のデリッシャスで聴いていたので古参の気持ちで清らかに耳を澄ませる。ジャズ調の静かな曲でさぞ舞台で映えるのだろう。

「フレンド~凛 & まどか Ver.~」イントロが流れると同時にステージ後方からゲストの松岡ななせが登場。かわいい。ていうかいきなりフレンドはヤバイ、ヤバイヤバイ。

二人ともがっつり踊ってたし、動きにしても表情にしてもAIKATSU☆STARS! 時代の活動とはまた一味違った成長した二人の余裕を幾分にも感じられたのが素敵だった。確か落ちサビの最後(大丈夫 ずっと そばにいるよ)でななせが花那に抱きついたんだっけ。尊いな。

特に星咲花那はこれからシンガーソングライターとなっていく上でステージで踊る機会は減っていくと思うけど、元々歌唱力に定評があった彼女にとってAIKATSU☆STARS! の活動で一番伸びたといえるダンスをまだまだ披露する機会があるというのは古参おじとしては嬉しかったね。バースデーライブの数日後、今日はダンス練習だったみたいなツイートをまだまだ機会があるようこれからもダンスも大切にしていってもらいたい。

ちなみにななせもMIYANISHIYAMA氏製作の衣装で登場(昨年5.14松岡ななせ 1st Live "unknown"で披露された衣装)。

松岡ななせ Nanase Matsuoka on Instagram: “💚💜 . MIYANISHIYAMAさんの お衣装コンビ! バタバタで撮れたのがこの一枚のみで 髪飾りつける前だし悔やまれる〜、、 また撮れる機会欲しい、、 MIYANISHIYAMAさんの衣装きると めちゃくちゃ強いアイドルになれる からアイドル要素多めの時の戦闘服なの💜…”

(控えめにいってかわいいかよ)

 

二人揃ったところで椅子を並べてトークコーナー。ガチで特に内容練ってなかったらしく完全フリートーク

 

「ここサイエンスホールは私たちにとって夢のはじまりの大切な場所なので再び立てて嬉しい。エモい…?よね!はじめてのステージでは緊張しすぎて客席を全然見られなかったけど今日はみんなの顔ちゃんと見えてるよー!ななせは久しぶりにここに立ってみてどう?」

「うーん、ぶっちゃけ少し前に(前述の)未来みきちゃんの生誕祭を客席から観ていたのであまり久しぶり感がない(笑)でも勿論ステージ側に立つ喜びを感じているしエモさはある。呼んでくれてありがとう」

「ななせと私たちは結構運命的な出会いだったんだよね!アイカツのオーディション当日会場に向かう途中で周りをキョロキョロみてる不審な子がいて、あれ…もしかしてあの子もオーディションに向かってるのかな?私も道イマイチ分からないし話しかけ…いや人見知りだから無理」とか思いつつ会場に向かうとやはりさっきの子も来ていて一緒のエレベーターに乗った。

オーディションの途中少し話して受かるといいねみたいな話をしていた。こうして二人とも受かってAIKATSU☆STARS! になって、こうして卒業後も同じステージに立てて嬉しい。

星咲花那リリース記念&バースデーが決まった時LINEにて松岡→星咲「ライブおめでと〜、絶対見に行きたい」からそのうちななせも出ちゃう?という流れになりゲスト出演が決まってしまう(笑)(内容ちゃんとは覚えてないので大体のニュアンスで書いてます)

 

AIKATSU☆STARS! メンバーの個人現場についてディアステ組と退所組との合同イベントって今回がはじめてで、実現したのが有難いし物販含めてディアステージが協力的に動いてくれていたのは珍しくディアステに感謝しかないです。

トークがグダってきたところで定番の相手の好きなところを10個挙げる流れに。しかし何故か松岡→主役の星咲ではなく星咲→松岡の好きなところを挙げることに)

(ななせの)鼻すじが素敵、髪色なんでも似合うところが素敵、アイドル詳しくて凄い、とにかくかわいいなど主に外見の良いところを挙げていくが最後に私の悩みを何でも受け入れてくれるところが好き!と綺麗に締まり、ゲストが気持ちよくなってトークコーナー終了。

(松岡→星咲の好きなところ10個は後でtwitterに挙げるわ〜)

(それがこれである)

 

Q&A リサイタル!

(曲前に小声で…)

(次やる曲の間奏でみんなに言って欲しいことがあるんだけどいいかな?私が合図したら「おかな!おかな!ハッピーバースデーおかな!」ってコールして欲しい。みんななら大丈夫!ということで曲がはじまる)

自分はスフィアのオタクでもなかったので戸松遥個人名義の本曲もあまり知らなかったけど会場沸いてたしコールも結構入ってたので有名アゲ曲みたい。

ライブでは間奏で「ハルカ!ハルカ!LOVEハルカ!」とコールが入るのが通例らしいが、間奏前のDメロを歌いながら客席通路を盛り上げながら練り歩いてきたななせが件のコールのタイミング、客席通路ど真ん中で「おかな!おかな!ハッピーバースデーおかな!」と会場一体となって盛り上げてて、ああこの子はもうほんとに天才なんだなと思ったね…なんだこれ…実質Wake Up, Girls!のライブか⁉︎(ななせはワグナー)と感動しましたし参りましたよ。選曲やステージの使い方に留まらず、客席の使い方まで考えてる…そういうところがあるから"推し"なんだよねー

 

アンノンフィリング(松岡ななせオリ曲)

はじめて聞いた人どうだった?かっこよかったっしょ、よかったっしょ⁉︎

松岡オリ曲枠が一曲あるとしたら夢を分かち合った仲間たちへの情景を歌った「Vintage」を歌ってしっとり締めるもんだと思ってましたがそこは松岡ななせ、なんとまあ友達のバースデーライブを最後まで気持ちよく盛り上げていきましたよ…

松岡ななせの雑多で多彩な才能とカルツォーネの様に真っ赤な情熱。治外法権美少女を遺憾なく感じられる曲なのでみなさんCDを買ってください(物販のCD枯らしてごめんね)。

 

アイネクライネ 夜のムジー

元AIKATSU☆STARS! メンバーの個人現場でおそらくもっとも披露されているノリの良い名曲。僕レベルで生で聴いたのがこの時で9回目だったのでそれ以下の星咲推しは頑張ってください。

 

相談コーナー(Twitter企画)

あれれ〜、さっき何かすごいコールが聞こえてきたんだけどありがとう…ななせが曲の前に何かお願いしてたの聞こえた気がするんだけど…

\なんにもいってないよー/

ええっ!そうなんだ…まあありがとうございます。

さて、それでは予めTwitterで募集していたおかなへの相談コーナー!このボックスに募集した質問が入っているので今から引いてその場で答えちゃいます。でもどうやって引こうかな…そうだ!みんなに引いてもらおうかな!

(ざわ…ざわ…)

質問箱を引きたい人〜?

(沢山手が挙がる)

う〜ん沢山いるなぁ…どうしよう…どうしよう…う〜ん

(確か最初の何人かは近場の目に留まった人のところに行って引いてもらったんだけど手を挙げる人が多過ぎて困ってしまった星咲花那は…?)

 

よし!それじゃジャンケンで決めよう!

僕(!?)(質問を引くだけの人を決めるのにジャンケン大会がはじまるのか…⁈)

〜ここで僕は3.16秋葉原ディアステージ名古屋店で開催された「堀越せな生誕祭+デビュー4周年記念ライブ『SENA』〜前夜祭〜 2部」のことを思い出していた〜

 

《回想》

堀越せな生誕祭+デビュー4周年記念ライブ『SENA』〜前夜祭〜というイベントは、元AIKATSU☆STARS! メンバー堀越せなさんの個人イベントでライブパートは控えめにトークコーナーが中心のイベントであり、そこにシクレで星咲花那さんも登壇されました。

堀越せなも同様にTwitterで募集した質問コーナーというのを設けていて、まあ事前に選定して紙にまとめた質問を読むんだろうなと思っていたらあろうことかその場でスマホを開き始め「今みて気になったやつ答えるね〜」ってノリで進行していった。そして案の定クソリプに反応したり話が180度脱線してなんの話だったっけ?という流れになりがちに。トークコーナー途中からゲストの星咲花那も加わりさあここから何を話すんだろうと思っていたら、

堀越「なんと!たこ焼きを買ってきました〜!おかなとのトークコーナーでロシアンたこ焼きをやったら楽しいかなと思って!」

そしてはじまるリズムに合わせて相手の好きなことを答えていくゲームと負けた方がひとつづつたこ焼きを消費していく謎の時間。しかもたこ焼き2、3個じゃなくて6個か8個1パック食べ終わるまで長尺を使って行われた…

 

《星咲バースデーライブ相談コーナーに戻る》

ラジオとかそうだけど喋れる人ってただ上手にフリートークで番組をまわしてるわけではなくて(稀にそういう人もいるんだろうけど)上手な人ほど番組構成を考え事前に準備できるところを整えてからトークに臨んでいるわけよ。限られた時間の中で最大限の情報やバラエティを実現するため色々考えてやっているわけ。それを踏まえて星咲・堀越がどういうタイプかというと、ラジカツ時代からそうだけどド天然で自分の思うがままにってタイプなわけ。そして星咲バースデーの質問争奪じゃんけん大会もそれなりの尺を使ってぐだぐだっと繰り広げられたわけで、やっぱり企画の構成が上手いタイプではない。

《ここからが重要》

ここまでずいぶん辛辣なことを書いてきましたがここからが重要です。これらの事象を前にファンがガッカリしたりヒリついたかといえば彼女たちをよく知るファンからしたら、相変わらずの天然さにむしろ微笑ましい事案であるし、星咲バースデーに関しては結果的に客席奥や上手側下手側色々な所に本人が赴いて目の前で相談を読み上げてくれるという擬似接近になり、結果的になかなか素晴らしいコーナーになっていたと思う。星咲くん近くで見るとちっちゃくてかわいいのに頭身高くてすげって思う。

ただまあこれだけ言っておきたいのは彼女たちのノープラン芸は身内でしか通じない方法なので、これから合同イベとかラジオとか色々な仕事が増えていくと思うから、業界の基本的な方法論について多少意識していって貰えるようになればと思いますね。

 

覚えてる範囲での相談内容について、

好きな猫種は?⇨なんて答えたが忘れたけど猫全般好き。あと今までいったとかなかったと思うけど爬虫類が好きとのこと。星咲くん、レオパ飼おう

ギターの練習どうやってる?⇨youtubeの練習動画漁ってます

歌ってみたいジャンルは?⇨KPOPのダンスミュージック好きなのでやりたい

新曲のポイントは?⇨全曲レコーディングに9時間ずつくらい掛かっていてかなりこだわっている。今まで歌ってこなかったタイプのノリの良い曲もあり挑戦だった

 

世界にたった一人しかいない君に

ここからが今回のライブの目玉、CD収録のオリジナル曲のお披露目。それに合わせておかなband登場(Gt.Ba.Dr.の構成)

ちなみにギターはこの曲の作編曲者中村純一氏(笑顔がかわいい)。僕はこれでなかじゅん案件5回目だったんだけどなかじゅんを推していこうね。

まず生音バンドサウンドという贅沢感とそのサウンドクオリティに酔いしれる。昨年6.10高円寺HIGHというライブハウスで開催された「星咲花那 バースデーワンマンライブ〜Star☆Flower〜」でもその日限りのおなかbandが結成され東京事変の曲等披露されましたが、こういっちゃあれだけど去年のbandとは別次元レベルの重厚でいて落ち着きのある大人のサウンドに酔いしれましたね。全曲CD収録とは少し違ったこの日の用のbandアレンジだということで贅沢でした。

また「世界にたった一人しかいない君」に向かって歌い続ける歌詞も歌唱も星咲花那の気持ちが溢れていて、じーんと感動してお気持ちになってしまいました。

 

惑星ダンス

次の曲はトークコーナーでも少し触れた通りノリの良い今まで歌ってこなかった曲調になっているとのこと。そしてここからさらに特別ゲストとして今回のCDのプロデューサー兼作編曲である野崎心平氏がギターに加わってもらいます!とのことで野崎心平氏最前客とハイタッチしながら登場(このくだり遅れてきた生誕祭⁉︎でみた)。

星咲くんが野崎さんのこと心平さんって呼んでるの萌える。

僕は先程の曲で正直お気持ちになってしまっていたのでノリの良い曲と言われてもあまりノレないでいたんだけど、じわじわと優しく高まってくる曲調に僕の気持ちも少しづつ氷解していき最後には明るい気持ちで楽しむことが出来てきた。

 

Song Flower

今回リリースCDの表題作。この曲だけは事前にMVが公開されていたんだけどそういえば結局みてないなぁと連番者に伝えると軽くひかれました…まあこれは自分が悪い。

そんなテンションの曲前でしたがいざ実際に聴いてみると今回のCD収録曲の中でこの曲が一番好きです。

彼女はシンガーソングライターとしてやっていきたいということで、歌唱力の高さはここに来ていた観客の誰もが認めるところだけど、今後も歌い続けたいと思った時本当に必要になるのはその人が歌う理由です。彼女がどのような人間を目指しどのような感情を歌に乗せて歌っていきたいか。シンガーソングライターというセルフプロデュースでオリジナル曲を生み出す作業にはそういった気持ちの整理が必要になります。

AIKATSU☆STARS! 卒業後元メンバーの中ではMi☆nA(堀越せな・天音みほ)と並び様々なイベントで歌い続けた忙しい一年間でしたが、時にアイカツ曲を歌うこともあれどカバー曲を歌うことがほとんどで、自分のオリジナル曲が「アイネクライネ 夜のムジーク」だけだったというのは常に引っかかっていたそうです。僕もいちファンとして、ディアステージは星咲のオリ曲はよ!と雑に求めていた側の人間ですが、本気で自分が歌う理由について自問自答を続けたからこそこうやってオリジナルCDが完成するまで一年掛かったのだと思います。SNSやMCではいつも天然明るくて不安を吐露することが少ない彼女ですが、どの曲も先が見えない現状への不安を吐露する場面があるんですね。その中でも歌い続けたい意志と、何より目の前のたった一人の君に歌い続けるよという意志を示してくれたのが嬉しかった。星咲花那が目の前のたった一人の君に向かって歌っているのを見て聴いて、アイカツオタクは第22話「アイドルオーラとカレンダーガール」や「劇場版アイカツ!」での「多くの人に漠然と伝えたいと思うより、目の前の一人に向けた方が伝わるよ」というエピソードを思い出したのではないでしょうか。

それに加えて星咲花那という名前に込められた意味

Wikipedia編纂有識者によれば星咲花那の名前の由来は、『星が花のように咲いてみんなの心の中で輝き続ける』とのこと)

を星やFlowerというモチーフに込めて自分の表現に昇華してくれたのがエモなんですよ。松岡ななせのオリジナル曲「Vintage」でStarlightって単語が出てきたのがエモですが、「Song Flower」にはスターラインというこれまでアイカツで紡いだ絆を感じられてるのが嬉しいよ。

サビで夢について繰り返し歌っていく中、大サビで星になって輝きを放つのが最エモで、まあ泣いちゃったよな…

 

encoreコール始動がはやすぎる(早漏オタクは伸びんぞ)

 

Summer Tears Diary(かな from AIKATSU ☆STARS!)

ライブ前はさ、やっぱりアイカツ曲やるとしたら何がくるかなみたいな話やキズナ Sparkling Worldはくるやろ(フル音源化おめでとうございます)って勝手に盛り上がって期待しちゃうけど、おかなbandからの流れがエモすぎて正直何がきても優勝していたので何でも来いという気持ちだった中、ここで「Summer Tears Diary」が来たのはほんとに驚いたし、ただ棒立ちでお気持ちになってしまいましたね。

曲後のMCでこの曲ソロで歌うのははじめてなの(今まで天音みほソロや香澄姉妹しか歌われてこなかった)くらいの軽い触れ方でしたが、「あの日みた夢のはじまり」の題名の通りこれから新しい一歩を踏み出すためのライブでこの別れの曲を選んだというのは色々な意味が考えられるよね…

ただ、突然のアイカツ曲に高まる気持ちは分かるけど、妙にノリノリに高まってるオタクが結構いて(クラップは違うやろ)、私も「みんな変わっちまったな…」というオタク特有の哀愁も感じて参りました。

2番入りから、もし天音みほさんが合流して「君を探しても〜」と歌いはじめた時失神する準備は一応していたんですが(MF2017の再現)流石にそれはなかったので生きてます。

 

君がいるから(作詞作曲:星咲花那)
おかなband再登場。

アイカツ時代担当曲に当たることがなく直接的な関わりがなかった野崎心平さんプロデュースの元このCDが完成したかというと、AIKATSU☆STARS! のメンバーは活動の中でそれぞれ後学のためいくつかのレコーディング現場などを見学させてもらう機会があって、そういう機会の中で野崎さんと知り合い音楽の話で投合し、卒業後のこういう機会に恵まれたとのこと。

(どうして藤城リエがオリジナル曲を石濱翔氏に編曲してもらったりMONACAスタジオに入り浸っていたのかというここ半年くらいの謎の一端がわかった気がする。)

 

他の曲も作詞に携わる部分も多かったが、その中でもこの曲は自身で悩みながら作詞作曲した曲です。

っと最後の曲がはじまるかと思ったら、聞き馴染みのあるバースデーソング演奏からのバーズデーサプライズ!

ケーキと有志ファンからの寄せ書きが贈られ、ほんとうに幸せですとのこと。よかったね!

そして最後の曲がはじまる。

 

星咲花那はやっぱり目の前の君に向かって歌っている。

CD収録の4曲ともほとんど共通のテーマを歌っているけどそれだけ歌を聴きに来てくれる人への感謝が原動力になっていたんだろう。

AIKATSU☆STARS! メンバーの卒業後の個人現場って、キャパ200以下の小さな現場がほとんどで、特に星咲くんの場合唐突に平日イベントが入ることも多くファンはかなり試されていた部分があった。そういうファンへの感謝をこめて。そして500のキャパを埋めたこの日のファンに向けて歌い続けてくれたこと。これからも歌い続けていくんだという決意表明を受け取って、いやとても良い夜になったなと。久しぶりにアイカツオタクやってきてよかったなと清々しい気持ちで会場を後にしたのでした。

 

最後に持論だけど、AIKATSU☆STARS! という伝説のアイドルグループがいて彼女たちが残し与えてくれたものって星々の輝きの様にそれはもう永遠のものなんだって僕は信じているし、既に一生分の感動を貰ったと思っているから彼女たちが卒業後も全員芸能活動を続けてくれているのはもうボーナスステージでしかないんだよ。

それでも、それでも彼女たちが僕たちみたいなクソオタクのためにも歌い続けていくんだとしたらその限り追いかけて行きたいと思うし、

サヨナラはいらない ずっとずっと…アイカツ!なんだよな。