パンがないなら作ってやるわ

”何よりも時間がほしいよ”

AIKATSU☆STARS!スペシャルLIVE TOUR「MUSIC of DREAM!!!」2018年1月14日(日)大阪・オリックス劇場 簡易レポ ライブは一体感

"眠らなきゃ それなのに なんか夢ばかり冴えて"

 

ツアーもいよいよ3日目折り返し地点の大阪!!!

2018.1.6.仙台 イズミティ21 AIKATSU☆STARS!スペシャルLIVE TOUR day1 簡易レポ - パンがないなら作ってやるわ

AIKATSU☆STARS! スペシャルLIVE TOUR 2018年1月8日(月・祝)東京・Tokyo Dome CityHall レポと松岡ななせさん - パンがないなら作ってやるわ

 

大阪のゲストはTristarなので絶対演るであろう「Star Heart」を前日に聴き込むなどした(前フリ)

 

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ファミリー回セトリ

 

もう3公演目なので雑にまとめるが、まず言っておきたいのは大阪のオーディエンス(女児)は最高だったということ。

ファミリー回経験はMF2017からなので多くはないがオーディエンスのレスポンスが間違いなく過去最高で声援もダンスも真剣な女児が多く"ありがとうの生まれる光"を感じていた紳士淑女が多かったはず。大阪最高やねん!

 

 内容はなんかもうナイト回を経てあんまり覚えてない(笑)

ただ、今回は堀越せなが特に凄みを増していたのをヒシヒシと感じていたよ。

 

前2公演と違ってMCがテンプレじゃなく結構自由にやっていた気がします。

せなのMCは瞬発力があり急にテンションが上がる子なので見てて面白い。

 (So Beautiful後のMCにて「小春ち"ゃーーーん"」とクソデカ声で叫んでたのはファミリー回だったっけ?)

 

りえがロックマイハート紹介で可愛いでしょ〜といつものドヤ顔を決めている時「かわいい〜」と返す訓練された女児集団が居たので感心した。

おねがいメリー前のMCにて るかが「みんなはどんな夢をみたかな〜?」との問いに「アイカツのゆめ〜」と百点満点の返答をした女児に会場全体が温まったよね。

 

ゲストはトライスター

(先日フォトカツにてかえでのソロ曲情報が発表されたばかりだったのです)

 

アイカツライブお馴染みの振り付け講座も簡略化傾向にあり新・チョコもチョコチョコ!の部分だけ。簡略化の流れは良いと思う。

 

「Message of a Rainbow」は堀越せなのベストアクトだと思った。

ファミリー回は完全にせな中心のフォーメーションで出番もかなり多かったと思うんだけど堀越せなの歌唱力(表現力)が公演ごとにさらに磨かれているのを感じていて、特にMessage of a Rainbowはほんと鳥肌モノだったなぁ。

 

ツアーで「アイドル活動!」はファミリー回でしか聞けないので残りのツアーに参加される方はどしどしファミリー回参加していこうな!

 

ナイト回セトリ

 

"ライブは一体感"

 

3公演中大阪が最もライブ感を感じたしこの圧倒中なライブ感こそがライブの醍醐味なんだと改めて感じたよ。

ライブレポというより解釈の話が多くなります。

 

 最初のMC

コールアンドレスポンスが3公演中最も良い。

ツアーも折り返し差し掛かり演者も観客もいよいよ温まって来ている。

 (ここまで声が足りなーいというのが挨拶MCのテンプレになっていたが)

松岡「……これは🤔…いいんじゃないですか?

          ……………なんていうと思ったかーー!😳」

(でもマジでいいんじゃないかと思ってたよね)

 

5.アニマルカーニバル(みき)

ア"ァァァァーーーーー、みんなアニマルになる時を待っていたーーーーーッ(今ツアーで初披露)

フゥーーーーのタイミングとかみんな自由な感じ良い意味で無法地帯アニマル化しててすっげぇ良かったです。未来みきさん最後の決めポーズ盛大にぐらつくがあんな笑顔見せられたらみんな許せてしまいます☺️

 

MC

みほソロコーナーへの前フリ、

るか「この次はキュートでクールでポップでセクシーな曲を云々」のテンプレ台詞を早速とちりMCの弱さを見せる。それでこそみんなの遠藤るか、和む〜

 

9.未来トランジット

これは完全に大阪で来ると思ってました(ドヤ)

感受性がクソ豊かなのでアニメのS4 決定戦にて香澄真昼の完璧な「TSU-BO-MI 」を見た後、香澄夜空が負けを覚悟しながらこの離別の曲を歌った意味について想いを馳せて泣いてしまった。MF のアニメ映像とシンクロ演出で泣かせにくるのは卑怯だがオタクは勝手に文脈を拾って泣くのでもっと厄介。

 解釈の話になるがSummer Tears Diaryは香澄姉妹もモチーフのひとつになっている"距離感"の曲、

TSU-BO-MIは"芽吹き・予感"の曲、

そしてMAKEOVER♡MAKEUPこそ未来トランジットや香澄夜空の想いを引き継いだ真昼がついに"花開いた"曲だと思うのでこの日のセトリの流れが一番美しいと思うのです(自己満)

10.MAKEOVER♡MAKEUP

この曲の一番のポイントは"ドレスはBrand-new Kiss"であるのは周知の通りだがここの部分はライブだとステップを踏んでジワジワ進みながら歌わないといけない(踏ん張りながら歌えない)のでどちゃくそ難しく、仙台・東京では"期待"ほどは伸びなかった。そんな中大阪ではとてもキマっていたしラスサビで更に熱量が上がりどこまでも伸びていく歌唱力、星咲かなはやっぱり特別だし最高だと思った。

 

11.荒野の奇跡

東京でのミスがあったため誰もが一番気に掛けていた荒野の奇跡。もし近くでイェッタイガーキメる奴が居たらど突くぞと思えるほど僕もピリピリしていた。

結論から言う

松岡ななせもアイカツファンも最高だった。

最後まで堂々と荒野の奇跡を歌い切った松岡ななせに最大の賛辞を送りたいし、ステージを終始大切に見守っていたアイカツファンはやっぱり最高だなって思いました。

特に11.荒野の奇跡 12.おねがいメリー 13.So Beautiful Story

の流れの間はファンが大切に見守っているステージであるというのをヒシヒシと感じて、あぁ俺はアイカツファンをやっていて本当に良かったと思えたのがこの日のライブでの一番の収穫なのでした。

 

MCからのトライスター登場、曲はもちろんTake Me Higher、オーディエンスのボルテージもTake Higher

当然fullだと思っていたがshortで終了、でもStar Heartがあるからしょうがないか…

 

MC トライスターの挨拶

ファミリー回に引き続きゆなの簡易振り付け講座から

15.新・チョコレート事件

正直予想以上に盛り上がってていうほど私信曲か?と考えてしまっていたけれど大阪公演は観客の半数くらいはツアー大阪から参戦でアイカツ(無印)曲を特に大事にしている人の割合が多くみえた。

そのオーディエンスの熱気にゆなさんも高まりまくり落ちメロ前の間奏なんかプロレス的な煽りで弾けまくっていて(ゆなさんはプロレスファンである)正直曲調にはそぐわないけど本気で楽しんでいる表情やこういう素が出る瞬間こそライブ感だしゆなさんの高まりに当てられたぼくもめちゃくちゃ楽しくなってしまいました。ライブは一体感!

 

16.永遠の灯

     永遠の灯

     永遠の灯

オタクのライフポイントは 風前の灯

ありえん ありえん ありえん

いやありえる、ライブ前ぼくは確かに りすこさんは仙台で ゆなさんは東京でソロ曲を披露しているので れみさんユリカ曲は来るはずだと予想していた。

そんな予想も えっ?これStar Heartこないんじゃないかという疑心に埋もれていた中で突然それよりも強い曲が来てしまったので感情が飛んでしまった。

東京のTrap of Loveに続き永遠の灯が大阪のハイライト

理屈とかそういう領域じゃない これがライブ!

 

18.裸足のルネサンス

この日の藤城りえは12S4Uの時苦しそうに喉元を抑えたりしていて歌唱の調子が少し悪い様に思えた。実際ルネサンスも結構ギリギリで耐えている感じだったがラストを3公演中最も格好良く決めきったので藤城りえも堀越せなと同じく、公演の中で工夫しながら現在進行形で成長しているんだなぁという古参面をキメ込んだ。

 

20.Message of a Rainbow

皆のサイリウムが色とりどりになっていることにふと気付き、そういえばせながみんなで虹を見たいみたいなことを言ってたのを思い出した(ずっとピンク振ってました)

ほんと訓練されたファンだよ…

 

MC

みき「トライスターの方が盛り上がってたでしょ〜」

りえ「永遠の灯のイントロで膝から崩れ落ちたよね」

松岡「芸能人はカードが命が流れた時から既にッ…」

まあ演者もかなり高まり温まってましたよね(笑)

(大阪といえばーーーーー)

かな「堂島ニーナちゃん、やでぇー」

るか「みんなの心の中にミエルミエールだね!」

るかがありえん上手いこと言って会場がざわつく(りえ驚き過ぎで失礼 ラジオでも見られる光景)

みんなテンション高すぎてみほが気圧され気味であった。

恒例のコールアンドレスポンス対決 たこ焼き お好み焼きチームに分かれて声出し対決 なお声出し内容は「なんでやねん」(なんでやねん)

正直なんでやねん対決は若干スベった雰囲気もあって失敗だったけど楽しんでいるAIKATSU☆STARS!さんをみられる幸せよ。

 

21.ランラン!

高まってるメンバーのランラン!で更に昂まる

みきが特にハイテンションで弾けてタオルだけじゃなく自身も回転などしていたが自転は るか、かな、松岡辺りもやってた気がする。

 

22.JSF

約束された今ツアーの優勝曲 古事記にもそう書いてある

サビのラスト ずっとStar Friendship/光れStar Friendship を4人がジャンプしながら完璧にユニゾンしていて鳥肌 また優勝してしまった。

 

最後の挨拶

松岡「今日はおいしいもの食べてぐっすり眠れそーーー」

るか「また森の妖精になるーーー」

 

松岡良かったほんとに…

演者が高まりまくって偏差値低めの感想になってしまう感覚ってすごく良いよね。これぞライブ感みたいな!

その中でMCまで終始麗しく完璧な佇まいでおられるりささんの存在も大きく本当に最高のツアーメンバーだなぁと。

トライスターもありがとう!

 

 

 

最後に名古屋のゲスト曲を当ててみようコーナー

薄紅デイトリッパー

恋するみたいなキャラメリゼ

Blooming♡Blooming(えり)

 

王道でいく

(コアなファンはCHU-CHU♡RAINBOWを期待する)

 

AIKATSU☆STARS! スペシャルLIVE TOUR 2018年1月8日(月・祝)東京・Tokyo Dome CityHall レポと松岡ななせさん

心にぽっかり穴が空いたまま勤労に励む紳士淑女もそうでない方もこんにちは、昨日のライブレポを纏めていく。

MF2016以来のTDCH公演 ソレイユゲストということで優勝曲ドラマチックガールの再演を予想する声が多かったが果たして…⁉︎

 

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ファミリー回セトリ

感想「羨ましい…」

以上です

 

ナイトタイムセトリ

 物販や入場待機列のアレコレgdgd酷いものがあったがライブの話をしたいので割愛する

 

ツアーのため基本のセットリストは星のツバサ編をベースに仙台から大きな変更はなし

2018.1.6.仙台 イズミティ21 AIKATSU☆STARS!スペシャルLIVE TOUR day1 簡易レポ - パンがないなら作ってやるわ

なので東京で特に印象に残った部分を抜粋していく

スタートライン! "憧れは次の憧れを生む 私は'ここ'だよ" をるかソロ強調して歌う

自己紹介MC 

会場のみんな盛り上がってるゥ〜 イェーーイ!!!

松岡「足りなーい💢そんなだとお仕置きタイムだよ‼︎」ってこれ仙台と同じくだりやーん

POPCORN DREAMING♪

AIKATSU☆STRAS!、りささんの全員ver このツアーメンバーなら最強でしょ⁉︎でしょ⁉︎

ハッピー☆パンチ(せな、みき、りさ)

仙台のファミリー公演で演っていたがこのメンバーでフルは初めて りささんの馴染み具合がすごい!可愛い!

ななせミラフォ2番でりえ合流からりえ12S4U(ミドル)は仙台と同じ流れ これがツアーのスタンダードか ファミリー回のルネサンスがりえ、ななせだったみたいなのでミラフォりえソロとか来たら2人のルネサンス構えといたほうがいいかも りえの調子がめちゃくちゃ良くて声が通りまくっていた

MC 新コーデ紹介など

次曲への前振り るか「ここまで盛り上がる曲中心でやってきたけど ここからはキュートでクールでセクシーで云々」も仙台でもやったくだりです

Summer Tears Diary

ここのMC明けの枠はみほソロコーナーだと推測出来る めちゃくちゃ好きな曲なのであまり棒を振らず静かに聴いてました 次大阪で未来トランジット来るんじゃないかな

M♡M

仙台から同じことを言い続けているが皆さん はやくおかなのディライトフェスティバルコーデをみるのです やっぱり衣装群の中でも一番可愛い

荒野の奇跡は後ほど

おねがいメリー(みほ、みき)

ぼくは一回バルコニー右方から見てたんですけど上ステージの右端に演者が立つとギリギリ見えないとうのがあって でもみきも居るのを推測出来たので覗き込んで見たところ手が見えてやっぱり居たって(笑)

バルコニーの両端と見切り席はちょくちょく演者を視認できない機会がありましたね

So beautiful story(せな、ななせ)

眼鏡の美少女が来ることは予測出来ていたのでせなに注目してたんだけど 本当せなの歌唱も凄みが増してきてこの曲もモノにしていたのが凄えなって せなもりえも去年の今頃とは別次元のパフォーマンスだなって cメロ前合流して抱き合う場面で(アァァァァーーーーー)限界になったオタクの悲鳴が聞こえてた気がした…

MC なんとここでゲストが来ています〜

ぼくは芸能人はカードが命の間に高速トイレをキメる 今回のツアートイレ抜けするならこのタイミングだと思う

Good morning my dream

この曲もアニメ本編だけでなくライブの使われ方にもこれまでのストーリーが詰まっていて大切な曲だよね ぼくの胸も詰まった

ソレイユ MC

ソレイユはやっぱりソレイユであり特別なんだよな(言葉にならない)

ゆな「ソロ曲もやるよ〜」でざわめき

ふうり「私は次は武道館になるので精一杯歌いたい」

会場の皆で一緒に ソレイユ〜〜「「ライジング!!!」」

 

…ヂュン、テッテッテテッテッテーー

Trap of Love(ゆな)

イントロで号泣してしまった アイカツのライブでこういう殴られ方をしたのは久し振りだと思った こういう初期からのライブで演る機会が減っている曲がいつまでもいつまでも大切に紡がれていくのが本当に嬉しくて 今回のツアーは何よりもAIKATSU☆STRAS!さんを見たくて足を運んできたわけだけどこれが東京公演でのハイライトになった 理屈とか抜きで大好き

ショコラショー・タイム(ふうり)

好き 好きだしこれもサプライズ選曲 Trap of Loveがショートだったのでどうなるかという感じだったが2番に続いた瞬間ボルテージが上がるアイカツライブならではの感覚も久しぶり 個人的には2番歌詞の "こめてる 揺れてる 気づいて でも言わないで" の韻の踏み方 歌い方がありえん好きなので嬉しかった

カレンダーガール(ソレイユ)

大切 今日の日も忘れない

ここからまた星のツバサ編で畳み掛ける

裸足のルネサンス

まだ披露されて間もないがベストアクトでは? 特にcメロからの熱の入り方が鬼気迫る勢いで "そう 気づいたーー" で鳥肌 しかしそれでもラストの "裸足のルネッサーーーン(投げ)"だけが仙台に続き上手く決まらず曲の難易度の高さが伺える また次のステージで観たい

MC

みき「ソレイユの方が盛り上がってなかった〜⁇」はこの日最大にパンチの効いた発言で メタだ…と呟いてしまった やっぱりライブ向けであるとかノリやすさで言ったらスターズ!よりアイカツ!曲の方が強い傾向があるけど演者がそんなこと気にならないほどの熱量をこちらからもぶつけていきたいね

 ランラン!

一階バルコニー最前でタオルを回していたのがぼくだけだったのでちょっと寂しかったです

Jewel Star Friendship☆

仙台での優勝曲 2回目なのでもう少し落ち着いて受け止められるかと思ったが強度がまったく落ちず最強のLIVEだった かなりノレる系EDMであるため照明もミラーボール的に回転して綺麗なんだけどおそらくアイカツ界を照らす星々と天体の輝きって意味も込められていて 第25代S4はいつまでも夜の道標で在り続けるんだなって

第26代エピソロも仙台に引き続き披露されたのでこれもツアーの基本構成になってなっていくのかな

みきが終盤の決めポーズの向きを間違えてしまった時失敗をまったく隠さない満面の照れ笑いを浮かべていてそれも未来みきさんらしさであるし後述する松岡ななせさんとはまた違った"個性"を持つ1人のアイドルの在り方だなって思いました

MoD!!!やアンコール明けダイハツの強度は言わずもがな

 

ラストMC

これはお馴染み るかが簡単な挨拶でもトチってしまうのを見れて正直嬉しくなっちゃった(笑) AIKATSU☆STRAS!メンバーの中でも圧倒的なステージパフォーマンスを見せ続ける遠藤るかであっても相変わらずMCが上手くならないのは"個性"であるしこういう場面が観れるからLIVEって良いんだよ 本人は勿論スマートにこなしたいと思っているんだろうけどね

わか、ゆな は他地方でも公演があるのでまたよろしくお願いしますー

ふうり また次は武道館でお会いしましょうー

 

 

ななせ「絶対に後悔を残さないよう残りのツアー頑張っていく」

りさ「ステージの裏では涙を流すこともある。それでもこの最高のメンバーと走り抜けていきたい」

 

 "きっと武道館公演では今の何倍も成長してるんだろうな"

 

荒野の奇跡での出来事

1番のサビで2番の歌詞を歌ってしまいラスサビでも歌詞が所々飛んで「ラララー」と歌う場面があった

曲が終わった直後の個人的な率直な感想としては「荒野の奇跡」のベストアクトだと思った

cメロからの熱の入り方には鬼気迫るものがあったし声の通りも最高に良かった 最後歌詞が飛んだのもあまりにも熱が入りすぎてしまったのだと思ったしその中でも誤魔化そうとすることなく堂々と歌いきった松岡ななせがほんとに格好良かったんだ

本人の心情は本人にしか知りえない もしかしたら追い詰められた中での虚勢だったのかもしれないし無我夢中にやっていただけかもしれない

それでも荒野の奇跡以降ラストのMC以外で表情やパフォーマンスにネガティブさを見せることなく七倉小春、如月ツバサ、松岡ななせとして演じきっていたのは本当に格好良いと思う

ラジカツスターズ!|Lantisネットラジオ

ラジカツスターズ!のコーナーに「from AIKATSU☆ STARS!」というその日担当のメンバー1人が自身が関わるアイカツ楽曲について語るコーナーがある

そのコーナーにて松岡ななせが「荒野の奇跡」について語った事があった

レコーディングの際 "寂しくて涙ポロリ こぼれ落ちた瞬間(とき) 月も花もその羽根さえも青く染まった" という部分について白銀リリィの世界観に似合うクールなイメージで歌ったと

しかし後でゴシックヴィクトリアや諸星学園長のモチーフにもなっている青い薔薇は品種改良が進む中でも実現できないもの、"不可能"とされていたが長年の研究によって実現され"奇跡/神の祝福"という意味を持つようになった そういうことを踏まえるととても情熱的な歌詞なんじゃないかと

でもクールなイメージでレコーディングした時の自分はその時の全力を尽くしたし後悔はない 新しく意味が上乗せされた事象に関してはまた次のステージで示していけばいいんだ

と、そのような内容を力強く語っていた

 

ツアーも大阪が折り返し地点

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2018.1.6.仙台 イズミティ21 AIKATSU☆STARS!スペシャルLIVE TOUR day1 簡易レポ

全通するし全公演簡易レポでも書くゾ


ファミリー回の方が初出しの驚きが多かったのでそちら優先の内容
座席の5分の3は紳士淑女でファミリー席は寂しい感じだったが仙台の女児はレスポンスが良くほんと良かったなって

ファミリータイムセトリ



1曲目スターダム!
せなセンターフォーメーションだがラスサビの"憧れは次の憧れを呼ぶ わたしはここだよ"部分はるかのソロ 特に"わたしはここだよ" を胸を叩き強調しながら力強く歌うアイカツの継承に早くも紳士淑女が死にはじめる
2曲名Forever Dream
いきなり一番好きな曲2連で来てぼくも死亡する
自己紹介後せなりえMC
せなの相槌が明らかに適当で紳士淑女笑う イントネーションも相変わらずあやしい
ポップコーンドリーミング
ハッピー☆パンチ(せな、みき、りさ)
CD版とアニメ版の複合メンバー ライブでは最高の構成だと思う りささんブルーミングクイーンコーデなのに表情も動きも完全キュートになってたのほんと可愛いかった
ネバギバ☆
トロピカルビーチコーデ初出し かなの強みが歌唱なのは周知の通りだけどダンスのクオリティも見るたび洗練されていてほんと凄い 女児もフレーフレーて声出してたみたいでなにより
ミラクルフォースマジックはナイト回と違ってはじめから2人 ロックマイハートコーデ初出し 今回藤城クンははじめからずっとポニテだったよね
M♡M
かな早着替えからのデイライトフェスティバルコーデ 今回の衣装群で一番好き ありえん可愛い、みんな早くみて
荒野の奇跡
ロゼッタソーンコーデ初出し 鳥籠パニエまで再現されてて多分一番ダンスには難しいコーデだと思うけど舞う松岡がカッコよかった!
MCコーデの紹介等
るかがおねがいメリーの前振りとして女児に最近どんな夢をみたか聞くが返答なく
「(答えるの)恥ずかしいかな〜?。るかは最近幸せな夢を見まして〜 もぐもぐ美味しいものを沢山食べて〜」ってそれ普段と変わらんや〜んと紳士淑女爆笑
おねがいメリーはきらあこver
しかも色違いスイートドリームコーデ!!! 照明がプラネタリスム的でめちゃ綺麗 隣のオタクが泣いていた みきの「プラネタ リィ〜〜ゥム」の語感
So Beautiful Story
下手からバイオレットマーチングコーデのアイドルが出てくるがかなではない 眼鏡が似合う短髪の美少女……こいつァ七倉ァ!!!(号泣)
ステージの対角から徐々に歩み寄り最後合流して抱き合うって、もうね…


MC なんと特別ゲストの りすこ "ちゃん"が来ています、でもりすこちゃんは大声で呼ばないと出て来ません(笑)
女児「「りーすーこーちゃーんー」」
♪(芸能人はカードが命)
からの一曲目まさかのオトナモード りすこのオトナモードはエロいので不適切、親御さんの心境が知りたい
りすさんMC緊張したと思うけどアイカツのこと覚えてるよ〜と温かい女児が多く安心
そしてmove on now これはレジェンド美月
森のひかりのピルエット
フェアリーガーデンコーデ初出し これは驚いた人多かったみたい この曲のダンスはバレエ調で柔らかいんだけどやっぱりるかのダンスはナンバーワン👆
裸足のルネサンス
イノセントプリンスも初出し アイカツライブ初のパンツスタイル MCでリエがドヤ顔で「このコーデだとどんなポーズでも格好良くなる」とヅカ系の格好良いポーズを何パターンか披露(確かにかっけぇぇ) 最後はレイがエルザにやっていた跪いて手を差し伸べるポーズを決め女オタクが吐血する(誇張表現) かなりタイト目なパンツスタイルだけど他のドレスより踊りやすいって藤城が言ってた
VAボンボヤ
さわやかでEDMで一気に夏 やっぱりエルザ様可愛い  MC含むりささんの立ち振る舞いが一番歌のお姉さん然としててほんと素晴らしかった🙏
メッセージオブレインボー
せなは本当歌上手くなったし堂々としたステージに感服 泉南を見てるので成長したなぁ〜と保護者ヅラを決める
the only sun light 強いほんと強い
そしてMoD!!! 優勝
この曲はずっとステージ照明明るくほんとステージ映えするのでさながらヒーローショーの大団円みたいな雰囲気
ラスト アイカツステップwithりさ
振り付け講座はなしだが曲前お友達一緒に踊ってねと女児スタンドアップ 楽しくライブを終了する

アンコール前 すごい時間がかかってるなと思ったけど女児が頑張って「アンコール」とコールするのをあたたかい気持ちで見守る

アンコール 時間が掛かってたのは公演の特典カードにもなっているショコラチェックコーデに着替えていたから わたしのアツい販促カツドウ!
せな「りすこ"ちゃん"」を呼んでみようで紳士淑女笑う
最後は演者全員でアイドル活動!
優勝するなどした

ナイトタイムセトリ




スタートライン!
ファミリータイムと違いはじめるかセンターからせなセンターに移行するフォーメーション
MC 自己紹介からの声出しコールアンドレスポンスにて 松岡「(声援が)足らなーーい💢、そんなだとお仕置きタイムだよ!でもそれじゃみんな喜んじゃうか」で皆喜ぶ 確かにツアー初日で客席温まりきれてなかった感はあった
8月のマリーナは結構サプライズ選曲 やっぱこの曲難しいよね
ミラフォは1番は松岡のみだか2番で下ステージに藤城が出てきて (上下2段ステージの構成だった)"チューニングは同じ気持ちで" を振り返りアイコンタクトを取りながら歌う あとのMCでキマったよねとリエがドヤ顔を決める
TSUBOMI みほソロは珍しい みほもダンスのキレとセクシーさが増してたよね 間奏のダンスが見せ場のストイックな曲だと改めて思った
M♡M 皆さん かなのデイライトフェスティバルを早く見てください 一番の聴きどころである "ドレスは Brand-new Kiss" が"期待"ほどは伸びてこなかったよねと後でオタクと解釈が完全一致した でも高難度の振付をこなしながら歌うAIKATSU☆STRAS!さんはほんとに凄いんですよ
まさかの Dreaming bird 流石に荒野の奇跡と両方演れる強度ではなかったみたいだけどこれはサプライズ! これだからツアーは何ヶ所か周らないと

おねがいメリー

ファミリー回に続き死ぬ人が続出 この曲はほんと照明も良いよね 腕をブーンとしながらステージを広く二人が交わる振付が可愛すぎか!

So beautiful story

松岡第一声で"小春声"を上手く出せなかったが(ファミリー回ははじめから安定してた)すぐに"チューニング"を合わせ眼鏡の似合う美少女になる


りすこ登場からの真夜中のスカイハイ これはアガる
りすさんMC ファミリー回緊張した分ナイトは悠々と観客を煽ってた
move on now なんと美月リサっぺver MF2016day2のハイライトのひとつだと思っている組み合わせだったので嬉しいサプライズ
オトナモード りすさんはエンジンがかかるほど素の声になりどんどんエロっぽくなるんだけどそれが(いいゾ)
裸足のルネサンス この曲も超難曲で後半につれてなんとかギリギリ持ち堪えてる感じだったんだけど最後の最後のルネッサーーーン(投げ)が上手く決まらずリエは悔しい想いだったと思う また次に期待したい
初出し紹介が多くて自由なMC少なめだったけどようやく仙台トーク 客席を牛タンチームずんだチームに分けコールアンドレスポンス対決 藤城がずんだチームばかり振るので喉が死んだ
ナイトタイム私的最大サプライズのJewel Star Friendship☆
エピソロ同様振りもめちゃくちゃ格好良く強度が高い 最高 個人的にこの日のハイライト
The only sun light フル初披露 強いほんと強い エルザ フォルテの負けをほんとにアニメは描けるのか
サプライズ エピソロ現S4ver
今回のセトリについて未来みきさんの見せ場をどう作るかをしっかり練られていたのが一番の収穫だった思う あと平然と二役こなす星咲かなはナニモン⁉︎(とくに"贈りもの胸に抱いて(ゆず) 生まれたこと忘れないで(真昼)"部分)
MoD!!! はやっぱcメロのフォーメーションチェンジだよなぁ

アンコールはなんと文脈無視のダイハツ! ほんとただ力業で殴ってくるだけだったけど打ちのめされたよね!
MC ショコラチェックコーデの紹介など 最後は一人一人挨拶

初日だし皆サラッとまとめる感じ るかやせなのグダグダMCが見れずちょっと残念
ラストアイカステップ
もうみんな大体踊れるのがバレているのか振り付け講座やみきの「せ〜の」は無かった 皆訓練されているので
最後りすさんを呼んで全員で「ありがとうございました」 アイドル活動までやって欲しかったみはある

あと何と言ってもみきの「みんな大好き〜??」 紳士淑女「みきにゃんにゃん〜〜(にゃん)」

というday1でした。

 

ちな音響についてファミリー回は丁度ど真ん中に居り今までになく音が良いと思ったんだけどナイト回は左ブロックの一番右端 階段のすぐ横の位置からだと音の定位が悪すぎて前半はあまりノレなかったというのがある。定位の悪さに気づいて階段にがっつり掛かる位置に気持ち動いたらだいぶ改善されたので真ん中ブロック左右の階段が分水嶺だったように思う。


簡易レポのつもりがこの長さなのでもう続かないかもしれない…

青春モノ文脈で語りたい TVアニメ『宝石の国』

 

根拠なく明るい予感に甘えられてたのが不思議で

あの頃の自分が 羨ましい

 

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今年最後にして最高の光度と硬度を魅せつけたTVアニメ『宝石の国』が無事(第一部)完結しましたが、最終話を観たことでTVアニメ版でのテーマみたいなものが見えてきたので書こうと思う。

 

原作未読なので今後の展開は知りませんが、宝石たちと宝石の国(アドミラビリス族、月人、過去のニンゲンや星そのもの)の成り立ちに迫るユートピアディストピアが背中合わせのSFみたいな感じで捉えていたし、300年無能をやっていたフォスがナメクジに再構築されメタモルフォーゼするにつれ有能さが際立ち周りとのズレが生じる様はSF的だし『アルジャーノンに花束を』的だった。

 

でも私はこう言いたい、TVアニメ版でやってきたことは春の終わりであり新しい始まり。青春の終わりの物語であったと。

春と修羅

 

♯12 「新しい仕事」

脚本:ふでやすかずゆき 絵コンテ・演出:京極尚彦 CGディレクター:茂木邦夫

 

最終話で描かれたのは勿論フォスとシンシャが共犯関係を結び新しい仕事に取り掛かろうとする 僕たちの戦いはこれからだ!エンド だったが他にも印象的に描かれた宝石たちがいる。

 

 まずジルコン、彼と立場が入れ替わったフォスとの対比が対照的だ

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  彼こそアンタークの件まで無能を呪い迷える者であったこれまでのフォスそのものであり冷静にアドバイスを送るフォスが迷える者から大人に成長したことが伺える。

 

 

そのジルコンを暖かく見守るのがイエローダイヤモンド

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宝石たちの中でも最高齢である彼は年齢の近いパパラチアに、もう永く考えすぎて疲れたと零していた。

パパラチア同様自分の事より次世代の活躍を願う大人な存在として描かれていた。

 

 

アレキサンドライト

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 彼の口から語られた深い憎しみは彼が選んだ仕事・選んだ道そのものであった。

 

 

そしてルチル

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これまで本当の感情(解剖欲求は本物かも知れないが)を顕にしてこなかったルチルの選んだ仕事とパパラチアへの想い

 

 

迷える青年ジルコンとアレキとルチルが選んだ道との対比、イエローおにいさまがこれから示そうとする道

 選んだ仕事を軸にそれぞれの人生(ここでは宝石の意)についてを振り返る非常に大人な回であった。

 

そして今まさに新しい仕事、新しい道へ踏み出す覚悟を決めつつあったフォスフォフィライトにパパラチアが問う

清く正しい本当が辺り一面を傷つけ まったく予想外に変貌させるかもしれない

だから冷静にな 慎重にな 

 選べと

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お前は、青春をしたんだ。

根拠なく明るい予感に甘えられてたのが不思議で

あの頃の自分が 羨ましい

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無償の愛を信じられた幼年期

根拠のない予感に甘えられた青年期(モラトリアム青春)

そして物語はフォスと(ありえんかわいい)シンシャが自分たちの意思で叛旗を翻すものへと続いていくと思いますが、私はこういう青春の終わりの転換期というか、自分の意思で何者かになろうと決めた時の動機、衝動みたいなテーマが大好きですし、そういう過程にこそ青春が詰まっていると考えているのでTVアニメ『宝石の国』についてまとめるとしたらこういうテーマになるんじゃないかと思いました。

そしてはぁー宝石の国良かったぁ、シンシャありえんかわいかったぁ、ダイヤモンドさんの感情量ありえん限界になってしまったわけです。

 

フォスフォフィライト

お前は、青春をしたんだ。

そして物語は春から修羅へ 

 

 

 目下私の「新しい仕事」は単行本の読了でしょうか。

桜庭ローラ 星を継ぐ女

今週の『クリード チャンプを継ぐ男』ことアイカツスターズ !86話「涙の数だけ」がロッキーだったので書く

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ロッキーダッシュ桜庭

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ちなクリードはロッキーの続編(クリードの続編も最近決定した やったね!)

 

そういえばアイカツシリーズってかなりロッキー的だよなと。アイドルにとってステージパフォーマンスが最重要なのは勿論だけどこのシリーズが何よりも描こうとしてきたものはトレーニングやメンタル部分つまりセルフプロデュースなんだよね。

ただがむしゃらに気持ちが乗らないトレーニングを続けても効果は薄い。トレーニングの前にステージにおいて自分が何を表現したいのかどういうアイドルになりたいのかそういうメンタル面に着想を得てはじめて効果的なトレーニングが出来るわけで、着想を得た後の清々しい表情で走るアイドルたちの姿にこそエモが詰まっていたわけです。

トレーニング部分がストーリーのエモである構造はまさにロッキーそのものでアイカツが丸太やタイヤ、ノコギリなどやたらと古風なモチーフを使いたがるのは昭和ギャグに留まらずロッキーからの着想もあったのだと思います。桜庭ローラといえばロックだしね!

 

そうした万全のセルフプロデュースによって86話を走り抜けた挑戦者 桜庭ローラはしかし王者 エルザ フォルテ負けてしまう。ただ、この戦いは桜庭ローラvsエルザ フォルテだけのものではない。 

 

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86話の代弁者こと前川綾乃さん(cv佳村はるか)顔も声もありえん良い

 

「この勝負だけがアタシの勝負じゃない 

まだまだこの先もずっとマラソンをやっていきたいから あえて逃げないことにした」

「私も負けず嫌いだからね 負けたくないの 弱い自分に」 

 

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そうこれは弱い自分と自身の未来のための闘いでもあった。

 

 

"王者は試合に勝った。挑戦者は勝負に勝った。" (クリード チャンプを継ぐ男

 

 

 

桜庭ローラは敗れたが自身の殻をまたひとつ破ったしその想いは前川綾乃へと伝播していった。

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桜庭ローラは負けを知る偉大な王者 如月ツバサから星を受け継いだ女だからね。何度でも立ち上がるし月だって地球だって救えるさ。(「星を継ぐもの」のタイトルは継げなかったが汗)

 

 

 

 

 

"まだ見ぬ私のことを 信じてくれるひと"

"私でさえ 知らない 私に出逢いたいの"

 

 

"私"と"私のことを信じてくれるひと"との相関関係により"新しい私に出逢う"ことこそアイカツスターズ !のキモである。

そして誰かを信じ導くことを担っていたのが先代S4でありそれを受け取った現四ツ星二年生組がこの相関関係が生み出す力を花園きらら、双葉アリアやまだ見ぬ人々に影響を与えている。

歪ではあるが騎咲レイもまだ見ぬエルザ フォルテを信じている者であった。

 

そんな変わり始めたVA組の中でも今回明らか異質に描かれたのが"私"の存在しか示されなかったエルザ フォルテ。もはや彼女が手を差し出す相手は見当たらず自分のアイカツがすべて自分に帰結すると考えているがすでに孤高の頂点を極めてしまった彼女が辿る道はもう墜落しかないのか…

 

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他校や他業種関係なく志を同じくするものと寄り添い高め合う四ツ星アイドルはギャラクシースターライトを望む、対するは 孤高の月

最後に微笑むのは?

 

アイカツスターズ !から目を離すな

偶像崇拝のカウンターとしての騎咲レイの誓い!

アイカツスターズ!第80話「騎咲レイの誓い!」がなんまら良かったので書く。

 

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「騎咲レイの誓い!」では ”アイドル騎咲レイ”の目的はファンや自分のためにあらずエルザのためにあるという女児向けアニメではおよそ語られない様なテーマをぶち込んできたわけだけど、七倉(私の夢はゆめちゃんと共にある)小春ちゃんの在り方といいアイカツスターズ!というアニメはアニメ的なお約束から逸脱した本当にキャラクターの感情に誠実なアニメだと思います。

 

ファンとアイドルの在り方についてデリケートなテーマを扱った本話でしたが騎咲レイなりにファンへの筋を通したステージだったことは言及しておきたいです。

これはシューティングスターとして数年ぶりの復活ステージではなく”アイドル騎咲レイ”としてのステージだった。

もちろん噂を聞きつけたシューティングスターのファンも海を越えやって来ていた訳だがそれはファンの都合でしかない。新人アイドルとして彼女はステージ冒頭で”アイドル 騎咲レイ” としての所信表明を行っておりそれを受けて見限るか応援するかはファンの勝手である。 これまでファンに支えられ活動してきたアイドルが急にたった一人の為に歌いますとか言いだしたら暴動必死だが、きちんと筋を通した騎咲レイには好意的に受け止められアイカツランキング(死語)5位にまで登り詰めた。

”アイドル 騎咲レイ”はアイドルである前にエルザ フォルテに惚れ込んだ ”私人” であるという表明のための第80話であった。

 

 

”私人”としてのアイドルキャラクター

面白かったのが ”エルザのために” という表明により嵐の様に騒めく観客に向かってレイが 「キミたちは嵐に立ち向かったことがあるかい?」と問う場面だ。

これは実際に困難に対峙する当事者(アイドル)と傍観者(ファン)との絶対的な隔たりを含ませた問いと受け取れる。

アイドルがファンのためのステージと言及することは勿論素晴らしい心構えでありレイは四ツ星2年生組がそうであるというスタンスの違いを確認しに四ツ星に訪れていたが、アイドルの個人的な想いももちろん尊重されてしかるべきである。

80話は実際の困難に対峙し努力してきたアイドルの私情について掘り下げされた稀有な回であったように思う。

 

 

アイドルアニメ偶像崇拝へのカウンター

全てのジャンルに通ずる所だけど何か偉そうなファンやオタクっているじゃないですか?

金を払ってやってる、存在を周知してやってるみたいな

でもね、「ファンのために尽くせ」みたいな言及はファン側からは絶対に言っちゃいけない言葉。そのアニメやアイドルの筋の通し方、在り方に納得がいかなかったらさっさと離れるべき。

アニメとアイドルって理想の押しつけというか偶像崇拝の気が強いと感じるジャンルであり特にアイドルアニメなんて最たるものじゃないですか。視聴者に向かって媚を売り続ける虚無アニメを許すな!(それはそれとして楽しめればいいんだけどね)

 

そんな偶像崇拝の象徴たるアイドルアニメのキャラクターも複雑な感情を持つ私人でありそれぞれの感情を抱きながら生きている。自分を輝かせるために進み続けろと語りかけてくれているのがアイカツ!でありそれぞれの在り方について更にブラッシュアップをかけたのがアイカツスターズ!の大きな特色になっていると思う。

レイからの問いかけにドキッとしてしまった我々はやっぱり自分の仕事(役割)を頑張るしかないんだよ。

『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』テーマ解説と分かろうとしなさが共有されることへの警鐘

はじめに

本稿の目的は酷評者の9割以上が理解していない『打ち上げ花火〜』の簡単なテーマ解説と分からなさを作品の所為にしてしまう行為とそれがたやすく共有される現状がいかに危機される状況であるか明らかにすることである。

物語の核心にも触れるので『打ち上げ花火〜』をすでに見た人向けの話になるが、全ての作品に対峙する上で心がけて欲しい事柄についての文でもあるので多くの人に読まれて欲しいと思う。

 

そもそも映画批評で心がけるべきポイントやテーマを見にいくものではないという話は伊藤計劃氏が簡潔にまとめているのでそちらを読んで頂きたい。

ぼくとあなたはちがうということ - 伊藤計劃:第弐位相

誰も信じるな - 伊藤計劃:第弐位相

 本稿は上記の焼き増しでしかないがその上でテーマを理解出来なかった(しようともしなかった)人がいかに本作に泥を塗っているかを『打ち上げ花火~』のテーマを踏まえて論じようと思う。 

 

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のテーマとは? 

思春期のはじまりを扱った作品

本作は「子供から大人へ、複雑化する自身の感情や世界の大きさとはじめて対峙する物語」である。

…分かりづらいので本作に沿って言い換えると、

「好きな子の隣で打ち上げ花火を見たいと願うはじめての強い感情と世界の大きさに向き合う少年少女ひと夏(一夜)の成長」…あたりになると思う。

原作小説のタイトルは『少年たちは花火を横から見たかった』である。

 (ちなみに僕好みの言葉で表すと「初期衝動と行動原理」

 

ちっちゃな子どもにとって、別れは死別に近いほどつらく苦しいものだった。拾った子猫が死んだ時は涙が止まらなかった。なずなもぼくももっと幼い子どもだったら、転校なんて嫌だ嫌だと駄々をこね、おいおい泣いたことだろう。そんな感受性が次第に失われて大人というものになるのだとしたら、あの夏は、ちょうどそのはじまりの季節だったのかもしれない。

*1*2

本作が思春期以前の話なら泣いて悲しむだけで終わった。

しかし彼らは着実に大人に近づいておりまだ不定格な自分の感情に折り合いをつけながら大人や世界に対抗しようとする。

思春期のはじまりの不定格さは安曇祐介によく現れていた。

個人差があるにせよこれくらいの年代の人格というのは関係性の中で役割的に発生するものであり強い人格、強い意志を持つ子供はほとんどいないだろう。

なずなと花火大会の約束をした祐介はなずなへの感情や友達との関係性をうまく処理出来ず約束をすっぽかすだけでなくあんなブス好きなわけないと誤魔化すので精一杯。しかし違う世界線の祐介はなずなとぬけがけした典道を見て本気でキレている。

そういった不定格さこそ中学一年生であるといえるのに、そういう感情を忘れてしまった人が祐介がチグハグ過ぎてムカつくと解釈を誤っている。

本作では不定格さを抱えながらもなずなと逃げる道を選び取った典道こそヒーローになりえた。

 

身長差が気になって仕方なかったという意見も見たが本作が思春期のはじまりを扱っていることはキービジュアルにも現れている。

 

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身長差を強調した特徴的なキービジュアル

典道は海側 なずなは線路側 既に別れが示唆されている

(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会

成長期は一般的に女子の方が先に来る。

小学校高学年〜中学一年生くらいの時期は精神的にも体格的にも女子の方が成熟していて男子からするととても大人びて見える。そういうイメージを具現化させたのが及川なずなというキャラクターであり低身長で童顔の典道との対比が際立つ。

なずなの場合複雑な家庭事情により周囲より早く大人に向かわざるを得えなかったわけでそのミステリアスさに加え口紅を纏った姿はもはや神々しくさえあり、中学一年生の憧れの対象としてこの上ない魅力を放つ。

しかしそれほど大きな憧れに見えた及川なずなも母親の前では助けを求めるだけの無力な子供に過ぎない。

典道ははじめて世界の大きさを知る。

 

抗えなさと空想のちから

これから説明する「抗えなさ」という要素は「思春期の逃避行」に自動的に付随するものであるが酷評意見の多くが理解されてないので別けて説明する。

物語の展開によりなずなと典道の逃避行が始めるがお金、知識、法律、身体能力…

中学生は大人や社会システムから絶対に逃れられないし勝てない。

離婚や転校もそう…

なずなはどうすることも出来ないのを理解した上で、それでも抗いたいという強い意志を叶えるべく誰かに全てを賭けるしかなかった。

ナズナの名前の由来の一つが、夏になると枯れること、つまり夏無)

ナズナ花言葉「あなたに私のすべてを捧げます」

 

この「抗えなさ」という物語上の仕掛けを理解していない人ほど次第に話についていけなくなったと思われる。

正直どこからどこまでが空想かなんて舞台装置の問題はこの物語を読み解く上でさして必要ない。(というかタイムリープは全て空想だ!)

TVドラマ版『打ち上げ花火~』が放映された「if もしもシリーズ」も、もしもの世界を映し出すことが目的でもしも部分の仕掛けに関しては問題にしてなかったと思われる。

 

反時計回りの風力発電機…決してカップインしないゴルフボール…

「抗えなさ」が確定しているシチュエーションの中タイムリープを重ねるごとに空想の度合いが増していく。

 TVドラマ版の監督であり原作小説の著者である岩井俊二はこの物語のモチーフが『銀河鉄道の夜』であると述べています。

銀河鉄道の夜こそ空想の世界で生きる目的を見出そうとする物語ですよね。

 「抗えなさ」が確定している世界だからこそそれでも抗おうとする少年少女唯一の対抗手段だった空想世界の煌めきが美しく、どうしようもなく悲しい。

夢の電車に乗り込んだ二人は夢を語り、愛を歌う。

ここにエモを見出さずに何を感じ取るというのか?

 

TVドラマ版では結局電車には乗り込まずただ二人遊んで新学期の話をして帰って終わりなんですが、本作ではより空想度合いが突き抜けて銀河鉄道の夜あるいはシンデレラ的な表現になったわけです。それこそアニメでリメイクされた意義だったように思う。

 

 

www.youtube.com

曖昧な心を とかして繋いだ
この夜が続いて欲しかった

*3

 

繰り返すがこの物語ははじめから成し遂げることは目的にしていない。

ただこの夜(空想)が続いて欲しかっただけ。

それでも前に進むこと、生きることを誓い合った。

少年少女は時計の針を戻さなくてはならない。

空想の出来事だったがその時抱いた感情はこれからの人生の原動力になるだろう…

(ちょっとポエム調)

 

そうして空想の世界から一歩踏み出し現実に戻った世界で二人の姿は提示されず、彼らがこれから何を選び取るかは観客に委ねられる。

同級生たちよりほんの少し大人に近づいたなずなと典道の一夏の物語。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』はそういう作品であった。

 

(最後の方は解説ではなく解釈になりました。各々で解釈してみてくださいね)

 

 (9.6、2回目の鑑賞を終えて追記)

典道(道を示すよりどころの意)はそこに残りながらもよりどころであり続ける灯台のメタファーであり「瑠璃色の地球」の”あなたがそこにいたから生きて来られた” はなずな(夏になればいなくなる花)からの最大の賛辞と別れの言葉。

夜の夢の世界を抜け出したラストの教室シーンに二人の姿はないが直後に映し出されるのは太陽の下輝く灯台と薺(なずな)である。

 

閑話休題テーマを語るな

ここまで『打ち上げ花火~』のテーマを語ってきたわけですが頼まれてもないのにこの映画のテーマはこれこれでここにエモを見出して~など説明するのは本来褒められた行為ではなく映画や多くの作品はそれぞれの解釈に委ねられるべきものであります。しかし『打ち上げ花火~』に関してはあまりにも何も持ち帰ることが出来なかった人が多くそのまま最低の映像体験として嘲笑の対象にされるくらいなら説明をつらつらと重ねて少しでも何か感じ取ってもらえることのほうが何万倍も意義があるということで書いているわけ。

 

 分かろうとしなさが共有されることへの警鐘

 そろそろ本稿の着地点に向かいましょう。

今この作品に対する酷評がネット上で晒され共有されている。

なぜそういう事態になったかというと酷評者のほとんどが作品テーマを理解出来なかった(しようとしなかった)からである。

テーマを理解出来なかったということは内面・背景を理解出来なかったということで外面・見たままを語るしかない。外面で語るということは作画が~、キャスト演技が~、説明が足りない~、感情移入が~、とかいう印象論になる。

これらは本当に(感想者の内面の)印象論でしかないのでつまらなかったことは分かるものの解釈を経ていないため社会通念上の言葉にアウトプットされておらず何がつまらなかったのかまったく分からないのだが要するに彼らは文句を言って分からなさを何かの所為にしてしまいたいだけなのだ。

これは映画感想の話に限らず、人に(作品に)に文句をいいたい時は対象にも通じる言葉を選んで説明するべきである。(理由もはっきり分からずに因縁をつけるな)

 

あなたの人生の中で愚痴を零すなというと厳しすぎるのでせめて自分のコミュニティー内に留めて欲しいと思う。少なくともわざわざ映画レビューサイト等に書き込み社会に対して投げかける様な内容ではない。

過激な言葉遣いになってしまったが作品テーマを理解出来なかったことを非難しているわけではない。伊藤計劃氏が仰られた通り ”映画を観て得られるものは、その人の感性や知的レベルに合ったものでしかない” のでそれを責めるのは酷だ。

 ご存知の通り私たちが他人の本当の内情を知ることは絶対に出来ないのでせめてもの相互理解に努めるため相手にも伝わるように言葉を選びコミニュケーションを図ろうとする。

しかし、自分の中の分からなさを解釈せずそのまま社会に投げかける行為は思考停止であり相互理解からはもっとも遠い行為である。

自分の中の分からなさの責任を漠然と社会や他人に押し付けるな。それはもはや分からなさではなく分かろうとしなさである。

 

さらに『打ち上げ花火~』のケースではその分かろうとしなさが並べられたスクショを無責任な第三者まで巻き込み拡散共有され作品が嘲笑される事態に陥っていたので地獄絵図かと思い笑ってしまった(笑えない)。

 分かろうとしなさが漠然と投げかけられあまつさえ共有される社会など絶対に信じたくないし警鐘を鳴らしたかったというのが本稿を書こうと思った動機である。

願わくば一つの作品を通してそれぞれが自分の解釈を語り、何が好きか?何が納得できないか?皆違うが色々な感情を抱えて生きているんだという相互理解の助けになるような社会になって欲しいと思う。

 

感情をアウトプットする営み

少年たちは花火を横から見たかった』のあとがきで岩井俊二は自身の創作衝動(初期衝動)は中学生くらいの時代の言葉にならない感情や懐かしさを再現すること、そのために小説を書いたり映画を作ったり音楽を作ったりしていると語っていました。

強いクリエイターたちはそういった創作衝動を抱えながら自身の感情や感性がアウトプットされた創作を続けている。

僕はというと正直一年くらい前までは個人がTwitterやらブログをやる意義がよく分からなかった。自身のさして強くない内面を社会に投げつけることに何の意味があるのか分からなかった。

しかし色々な強い作品や解釈に触れるようになり少しずつ自分の言葉をアウトプットすることを重ねていたら自ずと話したい言葉が増えていった。

同じ作品を見てもその時期によって解釈は変わっていくしその感情の変化をアウトプット出来るようになったことで自身の成長に繋がっていると思えるようになってきた。強い作品や解釈を通して自身の行動原理を探り続けているわけ。(そしてアイカツ!を解釈し続ける)

本稿を書き始めたのは無責任な批判への憤りが動機でしたが、これを書くにあたり改めて本作の解釈を重ねるにつれ本当に好きな作品だなぁと思ったし自身の中の作品理解度をさらに高めることが出来たと感じています。

 

 

そんなこんなで最後になりますが本作について言いたいことは

ありえんくらいテーマもモチーフも好き、大好き。

自分の感情をどんどんアウトプットする努力をしていこう!

現場からは以上です。

 

 

 

 

*1:少年たちは花火を横から見たかった角川つばさ文庫

*2:岩井 俊二、 永地 著

*3: 打上花火/DAOKO×米津玄師(作詞・作曲 米津玄師/Produced by 米津玄師)